ご案内

オレはこんな勧誘電話などのらりくらりと交して話に乗らないが、こんな電話で何の知識も持たない年配の人や、投機の「ト」の字も知らない人間を恐ろしくレパレッジの高い取引に誘い込むのである。
取引自体は高度な経済取引であるにも関わらず商品取引会社のやっていたことは悪徳商法そのものであった。
その他の手口としては、比較的まともな部類の会社でも「初回の取引は数枚から」とか言う。
これは、1枚取引する度に手数料を払う仕組みであるため、1000円でも多く手数料をふんだくろうとして「初回は10枚から」と決めている会社があるのだ。
1000枚と一言言えば金取引で100万要る。
現物の値段にすると2000万円分以上の取引なのである。

投機の「ト」の字を知り尽くした上に資金的に余裕がある人ならいざ知らず、素人が先物市場で張る金額ではない。
比較的まともな部類でこんなのだからもっと悪質な会社になると、預けた証拠金で客に無断で勝手に売買を繰り返したり、預けた人間の出金依頼を難癖付けて引き伸ばした挙句に金を返さない会社もあった。
皆さんもこんな悪質な商品取引会社の手口に引っかからないように気を付けよう。
少しでも「変だ、怪しい、胡散臭い、迷惑だ」と思ったら監督省庁である「経済産業省」か「農林水産省」にチクリに行こう。
その際は自分の主張の根拠を示すためにも電話を録音しておいたり、経緯をメモしておくなりの証拠を残しておくことが大切である。
自己売買部門の収益が柱にならない。

さて、散々商品取引会社の悪口を並べ立てたが「良い人はいなかったのか?」と聞かれれば優秀な人が何人かいた。
まだ、ネット取引が発達する前は従来からの対面取引や電話取引が中心で、優秀な人と話すのは楽しみでもあり、教えることもあった反面教えられることも多かった。
優秀な人に共通している点は、自分からは「売れ」とか「買え」とか言わない。
冷静に状況を分析してリスクを伝え、客の判断をじっと待って注文を取り次ぐ。
反対に、変な注文を出せば「それは危険ですから止めておいたほうがいい」と忠告してくれた。
信頼できる取引員は皆同じスタイルだった。
人から指図されるのが嫌いなひねくれ者のオレにとって優秀な取引員と出会えたことは幸せだったが、残念なことに優秀な人間は営業成績が上がらないのか業務に馴染めなかったのかわからないが皆辞めてしまった。
違う世界での活躍を祈るばかりだ。
ある日素朴な疑問を優秀君にぶつけてみた。
その疑問とは、証券会社にでも商品取引会社にでも「自己売買部門」なるものがある。
これは会社が自分の資金を市場で運用して収益を上げるためにする。
運用は社内トレーダーがする。

会社の資金を動かす訳であるから個人と違って桁が大きい金額が動くことになり、相場に与える影響も大きい場合もある。
証券にしろ、商品にしろ、自己売買部門の動向を非常に気にする人がいる。
「大金を動かす自己売買のやり方を真似したら儲かるかも知れない」って魂胆なのだが、実際のところ「自己売買の成績ってどうなの?」って聞いてみたのだ。
優秀君の答えは「商品取引会社の収益の多くは手数料収入とファンドの売り上げで自己部門の利益は柱にはなれない」と言う。
もちろん、トレーダーの腕にもよるのだとは思うが、それにしても朝から晩まで相場に張り付いているプロであるはずの社内トレーダーが収益に貢献していないと言うのだ。
これではいくら自己売買部門の動向を分析したところで何の役にも立たないことがわかった。
ここでオレの金市場での大失敗を紹介しよう。
2003年の終わり頃、オレは「金価格は2000円に向かう」と読んでいた。
その時は1400円くらいで取引されていたと記憶している。
長い下げ相場が終わり上に向いて突き進むと感じていた。
年が明けてオレは初めての金取引に参加した。
高い手数料を払う気など1ミクロンもないしアドバイスも必要ないので携帯電話のネット取引を利用した。
そもそも投機をするにあたって自分で判断できずにアドバイスが必要な人間は商品先物などに手を出してはいけないし、また誘い込んでもいけないのだ。
それはともかくとして、思い切って買い建てたその日は上がりもせず下がりもせず静かに終わった。

次の日朝早く起きてNYの金価格の終値をチェックしたら大きく下げていた。
日本の金市場が開けばストップ安確実だった。
オレはすぐに損切りの注文を出したが携帯のパケット通信が繋がらない。
正直とてつもなく焦ったが、すぐに気を取り直しコ−ルセンターに電話を掛けて注文を通してもらったが、たった1日で4万も損した苦い経験がある。
こんな話は相場をしていればよく聞く話だが余りにも情けなかった。
ストップ安の前の日に買い建てるなんて間抜けなことこの上ない。
やはりオレは「上げ相場には向いていないのだ」と一人で納得した。
その後金相場がどうなったか、というと、2日後には持ち直しこの原稿を書いている今は2500円前後で取引されている。
いくら長期的な見通しが正しくても先物取引では利益にはならない場合がある。
取引のタイミングが非常に重要なのである。

さて、何回かオレは「下げ相場が好き」と書いたが、多くの人が相場って物は「上がれば良い相場」で「下げるのは悪い相場」と思っている。
これは株式では株の値段が上がれば、含み益が増えたり、時価総額が増えて株主の利益になったり従業員に還元されたりする場合もあるので良いのだが、こと商品になると上がれば良くて下げるのは悪いとは言えない。
原油が上がれば石油企業は潤うが一般の生活には大打撃だ。
反対に原油が下がれば石油会社は大変だがオレ達は助かる。
穀物にしても値段が上がれば農家は潤うが豆腐や納豆が主食の人は困る。
反対に下がれば一般消費者は助かるのだ。
株は経済社会になくてはならないが商品は生活になくてはならない物を取引している。
それに、国際商品に興味を持つことは「早起きになる」といううれしい副作用をもたらす。
NYの為替やその他の市場が閉まって値段がわかるのが日本時間の朝5時頃である。
商品でも為替でもNYの動きは世界に大きな影響を与える。
為替の円高は商品の下落要因になり反対に円安は上昇要因になるし、NYで原油や金が大きく動けば日本の市場に与える影響は大きい。
だからどうしても気になって朝は早起きになって「人様が寝ている間に金もうけの算段を企む」といった至福の楽しみを味わえる。
早起きは自然と早寝をもたらし夜の電気代を減らし経済的にも健康的にも、また子供の早寝早起きの習慣付けにも役立ち世界経済の勉強にもなる。
一石二鳥にも三鳥にもなるのだ。

アフリカで採掘されるゴールド。
アメリカ中西部や南米で育つ穀物。
あなたが今朝飲んだコーヒーはブラジルで採れたコーヒー豆。

あなたが乗っている車のタイヤは東南アジアで取れたゴムの樹液からできている。
あなたが歯医者で入れた銀歯はロシアで採掘されたパラジウムと言う名の金属だ。
プラチナは宝飾用の他に自動車の触媒にも使われている。
ブラジルでサトウキビが採れなくなると、世界は間違いなく砂糖の取り合いで戦争に突入するだろう。
大陸からかけ離れた日本であるがもはや自国のことだけ考えていれば良い時代ではない。
次世代のためにもワールド・ワイドに物事を見て考え行動する必要があるのだ。
商品の向こうには世界が見えるのである。

最後の神頼みはフコイダンを幅広くご活用下さい!フコイダンキャンペーンを実施中です。
フコイダンがあれば全てが解決します。便利で楽しいフコイダンが満載です。
フコイダンを見に付けてみましょう。フコイダンは絶大な支持を受けています。